柑橘のサラブレット せとか
高知県山北産せとか
全国では柑橘の生産は和歌山県、愛媛県が有名ですが、ここ高知にも品質が高い柑橘を生産する町があります。高知龍馬空港のある南国市の東隣、高知県香南市香我美町山北。ここでは山北みかん、水晶文旦、デコポンを始め、きんかん、黄金柑、小夏など色々な柑橘を栽培しております。
柑橘類を知り尽くした生産者の多い野市町山北では、数年ほど前からせとかを栽培し始めました。栽培方法、味にこだわり抜いた山北産のせとかは非常に酸味が少なく、上品かつすっきりとした独特の甘い果汁と香りを持ち、果皮が薄く種も無く果実を包む袋も柔らかくオレンジ系の良いとこだけを全部持った、正にスーパー柑橘です。
当店は一つ一つを吟味し、味の良い高品質の物をお届けします。
せとかの始まり
口之津19号と呼ばれたタンゴール晩生柑橘「アンコール」、「マーコット」は高糖度で高品質でありますが、日本ではその優れた特性を露地栽培では十分発揮できず、ハウス栽培ほとんどです。そこで露地栽培で早熟、高糖度のタンゴールタイプの高品質柑橘を育成しようと昭和59(1984)年に「清見×アンコールNo.2」を母親とし「マーコット」を父親にして交配育種された品種がせとかの始まりです。しかしこの品種では実に生らず、昭和61年に温州みかんに高接ぎし平成元年に初結実、2001年10月に品種登録されました。