南国土佐の冬の売れっ子 ぽんかん

ぽんかんは、インド北部のスンダラ地方が原産地とする亜熱帯柑橘で、インド、東南アジア、中国南部、台湾などに分布し、1888年(明治21年)に台湾から苗木50本が日本に送られたのが最初で、高知県には1915年頃に導入されたと言われています。

名前の由来はインド西部の地名「Ponta」から「ポン」を、「カン」は柑橘の「柑」を取りポンカンと名付けられたと言われています。ポンカンの品種は系統に分けて「高しょう系」、「低しょう系」などがあり、「高しょう系」は腰高で大果になり、「低しょう系」はやや扁平で小果、濃厚な味わいです。

高知県では須崎市浦の内、土佐清水市、室戸市甲浦など海岸沿いに産地が数あります。高知県の気候風土に適しているポンカンは、皮を剥くとポンカン特有のいい香りが広がり、果肉を包む袋は柔らかく甘味が強く糖度も13度以上、酸味は少なく果肉が柔らかいことに加え果汁も多く、口に入れた瞬間の風味は絶品です。

一度食べたら、その風味は忘れられないものになると思います。数ある生産地の中から、良い物だけを選びお届けいたします。

南国土佐の冬の売れっ子 ポンカン
南国土佐の冬の売れっ子 ポンカン

ぽんかん